お直しのこと
「直してでも使いたい」と思えるものがあるのは幸せなことです。
また、そう思わせるものを作った方もきっと幸せです。
うつわを継ぐだけでなく、その想いもひっそりと継ぐことを大切にしています。
そのためわたしは、過度に装飾性を持たせることはおすすめしません。
もとはそのうつわを気に入って使っていたもの。その想いを汲み取って、お直しが主役にならないよう、
お直しいたします。
あなたの想いとうつわの作り手さんの想いを、ひっそりと、陰から支えるべく、いつでも同じように良い質で、雑念なく、淡々と、習慣的に仕事をするのが目標です。
まだまだ未熟者ですが、大切にお直しさせていただきます。